2022年11月17日(木)に日本能率協会様主催の『苦手意識を克服するデータ分析・統計入門セミナー』をオンラインで開催しました。
今回は、製造業、製薬業、電力業、建設業、教育業、ITサービス業、農業組合などの会社に所属の15名の方にご参加いただきました。
所属されている部署も総務、業務、経営企画、品質保証、研究職など多岐にわたっておりました。
しかし、皆さんに共通してることは
数学・数字が苦手
ということ。
自己紹介をしていただいたときも、数学が苦手だけど大丈夫かなという不安をお話されていた方も多くいました。
本セミナーは、そんな数学・数字が苦手な人向けに超入門ということで四則演算でできるデータ分析を題材に、データ分析の考え方や心構え、観点などをお伝えしています。
最初は苦手意識があった参加された方からは受講後、次のようなコメントをいただきました。
数学が苦手であったが、講師の先生の説明が分かりやすく、理解しやすかった。時間配分も配慮されていてよかった。
先生もおっしゃっていましたが、文系の私には理系の方の説明はいつも難解です。櫻井さんのご説明は絵や身近なたとえ話でとても分かりやすかったです。 テキストの最初に学校の数学と仕事の数学は違う。苦手意識があるからといって悲観することはない。という文言を読んでいて、本日もいくぶん心穏やかに参加できました。
数字が苦手でもわかりやすく受講できる進め方。
とても分かりやすく教えていただき、数字への苦手意識が少なくなりました。
櫻井自身、小学生のころからプログラミングを行っているなど、ド理系な人間ですが、皆さんにわかりやすく伝えるよう心がけています。これからは数字でものごとを見ることがより大切になってきますので、ぜひ多くの方に数字でものごとを見れるようになっていただきたいです。
この研修を通して、次のような気づきがあったとコメントもいただきました。この気づきをぜひ業務に活かし続けていただきたいです。
ケーススタディを通してバイアスにとらわれずにデータを見ることの難しさを実感した。 また、データをグラフ化したとしても、正しいグラフの表記にしないと正しいデータの見せ方ができないことが勉強になった。
データは切り口や読み取り方でいかようにでもなることが分り、正しく読み取る、意図することを正しく伝える方法を間違えてはいけないことを学んだ。
グループディスカッションがあったことで、皆さんの意見を聞いて、自分にはなかった考え方をまなぶことができたり、無意識にバイアスが生じていることを実感することができた。
上司の指示であっても、まずは現状を把握する必要があることを痛感しました。 また、現状のデータだけではなく、他にどのようはデータが必要なのか、どうやって収集するのかなど、分析とは別な課題もあるな。と考えました。